
「英語とプログラミング、どっちを学べば“人生に役立つ”のか?」
——これは多くの人が一度は悩むテーマだと思います。
結論から言えば、僕は「英語」の方が人生のあらゆる場面で活きると実感しています。
その理由は、仕事だけでなく、趣味・旅行・コミュニケーションなど、“活躍の場が圧倒的に広い”からです。
とはいえ、僕はかつてプログラミングスクールに数十万を払って卒業までしました。
だけど、挫折しました。
一方で、英語は今もコツコツ続けられていて、少しずつでも前に進んでいる感覚があります。
この記事では、そんな僕のリアルな体験を通して
**「英語とプログラミング、どっちが本当に人生を動かすか?」**を率直に書いていきます。
ただ実際に両方に触れてみた僕の感覚としては、
プログラミング←仕事の中で活かすための専門スキル
英語←仕事・趣味・旅行・娯楽・海外の情報収集・すべてで使える汎用スキル
この記事を読み終える頃には、あなたが「英語」と「プログラミング」のどちらを学ぶべきか、きっと迷いがなくなっているはずです。
「比較」英語とプログラミングを比べたリアルな違い

「英語」と「プログラミング」には、学習コストや実用性など、さまざまな違いがあります。
ここでは、実際に両方に取り組んでみた僕の視点から、主な違いをざっくり整理してみます。
✔【学習コスト比較】英語とプログラミング、どちらが安い?
英語もプログラミングも、無料で学べるサービス(英語ならYouTubeやアプリ、プログラミングならドットインストールやProgate)があります。
ただし、本格的に学ぼうとした場合、特にプログラミングスクールは高額になりがちです。
✅ 英語学習の費用感(例)
・Z会のTOEIC対策講座:月額4千円程度
・オンライン英会話:月5,000〜8,000円 → 年間で約6万〜10万円
【DMM英会話】 の場合:月額7000円程度、(無料体験期間あり)
→ 総じて、年間数万~15万前後でかなり本格的な学習が可能
✅ プログラミング学習の費用感(例)
・プログラミングスクール(短期集中 or オンライン):
→ 3か月〜6か月で20〜50万円が相場
→内容には就職支援やポートフォリオ作成サポートが含まれることも多い
僕自身、プログラミングスクールに約43万円を支払い、半年間オンラインで学びました。
一応、卒業までしましたがインターンの現場ではまったく役に立ちませんでした。
もちろん、英語だって「学んだからすぐ活きる」とは限りません。
(この話は後述します)
✔ 実用性:英語は“人生全体”で活かせるスキル
プログラミングは職種によっては大きな武器になりますが、基本的には**「特定の仕事のための専門スキル」**という印象があります。
対して英語は、仕事はもちろん、旅行・趣味・情報収集・国際的なコミュニケーションなど、**人生のあらゆる場面で使える“汎用スキル”**です。
僕がスクールで学んでいたのは、主にWebサイトの見た目を整えるコード(HTML/CSS/JavaScript)でした。
でも、インターン先で任されたのはSEO対策や構造改善など、目に見えない裏側の作業。
ここで一気に現場とのギャップを感じ、学んだことが即使えない悔しさもありました。
※このあたりの詳しいエピソードは後のセクションで深掘りします。
もし今、「とにかく何かスキルを身につけたいけど、自分の進路はまだはっきりしてない」という人がいるなら、英語から始めるのが堅実です。
43万円かけて学んだ“苦い”プログラミング体験談

ここからは、僕自身の体験談をお話しします。
僕はオンラインのプログラミングスクールに半年間通い、約43万円を支払いました。
カリキュラムはしっかり完走し、自分のポートフォリオサイトも無事に完成。
ところがその数ヶ月後、Web制作会社のインターンに参加してみたところ、これまで学んできたことがほとんど役に立たなかったんです。
すぐに「向いてないかも」と感じてしまった自分は、今思えば短絡的だったかもしれません。
でも、**数十万円を投資し、半年間本気で取り組んだ結果がこれか…**という落胆は、想像以上に大きなものでした。
インターンは「未経験歓迎」だったのですが、僕はその中でも一応“過去に学んでいた側”でした。それでも、実務に入った瞬間に「自分だけまったくついていけない」という現実を突きつけられました。
当時学んでいたのは、HTML/CSS/JavaScriptによるWebサイトの見た目の構築でした。
ですが、インターンで求められたのはSEO対策やサイト構造の改善など、裏側の目に見えない領域。まるで別世界のようで、完全に置いていかれました。
インターンは最終的に7回ほど出勤し、社長さんに相談した上で辞めることに。
小さなオフィスで、他の人が黙々と作業をこなしている中、僕は常に誰かに質問してばかり。
「プログラミングスクールに通っていた」と公言していた手前、肩身も狭く、正直つらかったです。
また、業務ではどのファイルの、どの部分をどう触るかといった“実務的な判断”が求められましたが、こういった細かい部分はAIに聞いても解決しないことがほとんどでした。
そんな中でも、丁寧に接してくださった社長さんや担当の方には、本当に感謝しています。
英語学習にも“失敗リスク”はある。でも…
もちろん、「お金と時間をかけたのに成果が感じられない」という経験は、英語学習にも起こり得ることです。
でも、英語はプログラミングと違って、成果の出る場面がより身近に多く存在していると感じます。
たとえば映画を字幕なしで楽しめたり、旅行先で自信を持って話せたり、TOEICのスコアアップ、就職や転職活動の“パスポート”になったり…。
「学んだ知識がすぐに生活やキャリアで活きる」という実感を得やすいのが、英語学習の大きなメリットです。
現在は、プログラミングの学習は一切していません。
🧭 苦い経験から得た“気づき”と、新たな方向性
プログラミングを半年間学び、実際に現場にも出てみた中で強く感じたのは、
**「スキルは身につけただけでは終わらず、“使う場面があるかどうか”で初めて価値が決まる」**ということでした。
プログラミングも非常に実用的なスキルではありますが、活用できる場面は限られており、
専門的な職種や開発プロジェクトなど、スキルを使える環境に自分がいないと意味をなさない部分も多く感じました。
その点、英語は仕事に限らず、日常生活の中でも使える“接点の多さ”が大きな魅力です。
旅行・趣味・情報収集・海外の方との交流など、英語を通して世界とつながる場面は意外と身近にあります。
僕自身、洋楽や映画が好きで、英語に触れること自体がそれほど苦ではありません。
また、海外で生活してみたいという思いや、将来的に「場所に縛られない働き方」がしたいという目標も持っていたので、
英語学習はそれらすべてと自然にリンクしていったんです。
さらに言えば、英語を“使える”ということは、これまでの自分の経歴やスキルに“国際性”という付加価値を与えるものでもあると感じています。
特にTOEICなどのスコアは、転職や就職における“パスポート”のような存在であり、
たとえば「英語×〇〇(自分の本業や専門分野)」というかたちで、キャリアを広げる強力な武器にもなります。
実際、英語が苦手な日本人こそ、海外で信頼される理由とは?という記事にて、英語を取得した際の強味を解説しています。
英語は、単なる言語ではなく、**「新しい選択肢を手に入れるための手段」**だと僕は思っています。
プログラミング学習の挫折を経て、改めて「自分にとって意味のあるスキルとは何か」を考えたとき、
英語こそが自分にとって本当に“続けられる”スキルだと確信しました。
✅ まとめ:迷ったら、まずは英語から始めてみよう

「とにかく何かスキルを身につけたい、、、」
でも、「まだ自分の進路がはっきりしない」――そんな時期は誰にでもあります。
むしろその段階で焦って専門的なスキルに走るよりも、土台となる“汎用スキル”に時間を使うことの方が、長期的にはリターンが大きくなります。
英語は極めてコスパ・将来性の良いスキル。どんな人にも役立つ“汎用性の高いスキル”だからこそ、学ぶメリットが大きいです。
- 職種に関係なく活かせる、過去の経歴までもが強みになる
- 英語力が年収アップにもつながる
→英語力と年収の関係についてこちらの記事で解説しています! - 情報収集の幅が世界に広がる
- 旅行や趣味でも役立つ
- TOEICなどのスコアが“社会的なパスポート”になる
英語力は、あなたの過去の努力や経歴を“武器”に変え、将来の選択肢を増やしてくれます。
進路がまだ見えていないならなおさら、英語の学習は「絶対にムダにならない投資」です。
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